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SNS UGC活用ガイド|収集から活用まで企業向け実践法【2026年版】

SNS UGC活用ガイド|収集から活用まで企業向け実践法【2026年版】

「お客様が自発的に投稿してくれたコンテンツをどう活用すればいいか」「UGCという言葉は知っているが、具体的な収集・活用方法がわからない」「口コミを増やしたいが広告費をかけずにできる方法はあるの?」——SNSマーケティングにUGCを活用したい企業担当者が感じる疑問です。UGC(ユーザー生成コンテンツ)は企業が制作したコンテンツより信頼性が高く、獲得コストが低い最強の口コミ資産です。上手く活用すればSNSのエンゲージメント・フォロワー数・購買転換率を同時に改善できます。本記事では、SNS運用代行を100社以上支援してきた株式会社Ceeevが、企業がUGCを収集・活用・拡大するための具体的な方法を徹底解説します。

UGCとは?企業がSNSで活用すべき理由

UGCの定義と企業にとっての価値

UGC(User Generated Content)とは、企業ではなく一般ユーザー・顧客が自発的に作成・投稿したコンテンツのことです。商品の使用感レビュー・来店レポート・購入品の紹介・施術のBefore After・スタッフへの感謝コメントなど、様々な形でSNS上に自然発生するコンテンツがUGCに該当します。企業がUGCを活用すべき理由は大きく3つあります。第一に「信頼性の高さ」で、第三者の口コミは企業の自社広告より消費者に信頼されやすく、購買意思決定への影響が大きいです。第二に「制作コストゼロ」で、顧客が自ら制作してくれるコンテンツを許可を得て活用することで広告制作費を大幅に削減できます。第三に「拡散効果」で、UGCはユーザーの友人・フォロワーネットワークに自然に広がり、企業のリーチでは届かない層にも認知が拡大します。

近年は消費者の購買行動が「検索」から「SNSでの口コミ確認」へとシフトしており、特に若年層では商品を買う前にInstagramやTikTokで実際の利用者の投稿をチェックするのが当たり前になっています。総務省の調査でもSNSが主要な情報源として定着していることが示されており、企業発信の広告だけでは購買の最終判断を後押しできない時代になりました。だからこそ、第三者であるユーザーの生の声=UGCを戦略的に集め、活用する企業とそうでない企業の差は、今後ますます開いていくと考えられます。UGCは一過性のトレンドではなく、これからのSNSマーケティングにおける基盤施策として捉えるべきでしょう。

UGCが購買転換率を高めるメカニズム

購買検討中の消費者は「この商品・サービスを実際に使った人がどう感じているか」を強く求めています。企業が発信する「自社商品は素晴らしい」という情報より、実際のユーザーが「使ってみてよかった」と発信するUGCの方が信頼されるのはこのためです。特に飲食・美容・EC・観光など「実体験が重要な業種」ではUGCの存在が購買決定の大きな要因になります。Instagramやタグ・口コミなど、UGCが豊富なブランドはそうでないブランドと比較してコンバージョン率が20〜30%高いというデータも存在します。

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企業がUGCを収集する7つの方法

①ブランドハッシュタグを設計・周知する

UGC収集の基盤となるのが「ブランドハッシュタグ」の設計です。自社独自のハッシュタグ(例:#Ceeevのお客様・#〇〇カフェ公式・#〇〇で変わった)を設定し、顧客に使ってもらうよう促すことで、UGCを一か所に集めることができます。ブランドハッシュタグの周知方法は、プロフィール文への記載・ストーリーズでの告知・店頭POP・商品パッケージへの印刷・レシート記載など複数の接点で繰り返し伝えることが重要です。ブランドハッシュタグは短くて覚えやすいものを1〜2個に絞りましょう。

②購入・来店後のフォロー施策でUGC投稿を促す

商品購入後・来店後のフォローアップでUGC投稿を促すことが効果的です。EC購入者には同梱物に「Instagramで#〇〇をつけて投稿してください!写真を掲載させていただく場合があります」という一文とブランドハッシュタグを記載したカードを同封します。店舗来店客には会計時やLINE公式アカウントのフォローアップメッセージで投稿を呼びかけます。「投稿してくださった方に次回使えるクーポンをプレゼント」というインセンティブを設けることでUGC投稿率が大幅に向上します。

③マイクロインフルエンサーとのコラボでUGCを創出する

インフルエンサーPRはUGCの大量創出に最も効果的な施策です。特にマイクロインフルエンサー(フォロワー1万〜10万人)は一般ユーザーに近い目線でリアルな体験レポートを投稿するため、フォロワーが「自分も試してみたい」と感じやすく、そこからさらにUGCの連鎖が生まれます。Ceeevではフォロワー単価¥3〜のインフルエンサーPRを提供しており、UGCの種まきとして効率的にリーチを拡大できます。

④コメント・DMで積極的にエンゲージメントしてUGC投稿者を大切にする

自社のタグをつけて投稿してくれたユーザーのコンテンツにいいね・コメントで感謝を示すことが「またUGCを投稿しよう」という動機につながります。「ありがとうございます!こんなに素敵な写真を撮っていただいて嬉しいです」というコメントや、公式アカウントからのDMでお礼を伝えることで、そのユーザーがブランドのファンになり継続的にUGCを投稿してくれる「アンバサダー」へと育っていきます。

⑤プレゼントキャンペーンでUGC量を一時的に増やす

「ハッシュタグをつけて投稿してくれた方の中から抽選で〇名様にプレゼント」というキャンペーン形式はUGCを短期間に大量収集する有効な手法です。ただし懸賞目当てのユーザーが投稿した質の低いUGCが増えるリスクもあるため、「商品・サービスを実際に使用した上での投稿限定」「写真の最低品質基準を設ける」などの条件設定が重要です。キャンペーンの景品は自社商品・サービスにすることで、当選者が再びUGCを投稿してくれる可能性が高まります。

⑥レビュー・口コミ投稿を促すリマインド設計をする

商品・サービスを体験してから数日後に「ご利用はいかがでしたか?SNSで感想をシェアしていただけると励みになります」というリマインドメッセージ(LINE・メール・DM)を送ることで、UGC投稿率が向上します。体験直後よりも「実際に使い続けてみた感想」が出始めた3〜7日後のリマインドが最もUGC創出効果が高いタイミングです。

⑦「投稿したくなる体験・空間」を設計する

UGC収集の根本は「投稿したくなる体験・商品・空間を作ること」です。フォトジェニックな店内デザイン・フォトスポットの設置・映えるパッケージ・感動的な顧客体験——「これをSNSに投稿したい」と自然に感じさせる設計がUGCの自然発生を促します。飲食店であればフォトジェニックな盛り付け・写真映えする食器、小売であれば購入品をきれいに見せる包装・同梱物の工夫がUGC創出につながります。

収集したUGCの活用方法【6つの実践法】

①自社SNSアカウントでリポスト・ストーリーズシェアする

収集したUGCを自社のInstagram・TikTok・Xでシェアすることで、制作コストゼロで投稿本数を増やせます。リポストの際は必ず投稿者に許可を得てからシェアし、クレジット(@ユーザー名)を明記することがマナーです。UGCのシェアは「お客様の生の声」として企業コンテンツよりエンゲージメントが高くなることが多く、特にBefore After系・商品使用シーン系・感謝コメントのスクリーンショットは高い保存数・いいねを獲得しやすいです。

②LPや商品ページに掲載して購買転換率を高める

ECサイトの商品ページ・サービスのLPにUGCを掲載することで購買転換率が大幅に向上します。「実際に購入したお客様の投稿」は企業が制作したプロモーション写真よりリアリティがあり、「この商品・サービスを買っても後悔しない」という安心感を提供します。UGCをLP・商品ページに掲載する際も、必ず投稿者から二次利用の許可を取得し、著作権処理を行うことが必要です。

③広告クリエイティブとして活用してCTRを高める

UGCをMeta広告・TikTok広告のクリエイティブとして活用することで、企業制作の広告より高いCTR(クリック率)・CVR(転換率)を達成できるケースがあります。「リアルな口コミ感のある動画」は広告らしさが低くユーザーに受け入れられやすいためです。UGCを広告に活用する際は投稿者との書面での使用許諾取得が必須です。特にTikTok広告では「普通のユーザーが撮ったような動画」の方が高いパフォーマンスを発揮することが多くあります。

④ハイライトにまとめてプロフィール訪問者への証拠として活用する

お客様のUGCをInstagramのハイライトに「お客様の声」カテゴリとしてまとめることで、プロフィール訪問者への社会的証明として機能します。新規ユーザーがプロフィールを訪問したときに「こんなに多くのお客様が喜んでいる」というUGCのまとめを見ることで、フォロー転換率・問い合わせ転換率が向上します。

⑤メルマガ・LINE配信に組み込んで既存顧客のロイヤルティを高める

「今月のお客様コレクション」「みなさんの投稿をご紹介します」という形でUGCをメルマガやLINE配信に組み込むことで、既存顧客のブランドへの愛着(ロイヤルティ)を高めることができます。自分の投稿が取り上げられたユーザーは特別感を感じて継続的なファンになりやすく、さらなるUGC投稿につながる好循環が生まれます。

⑥競合との差別化コンテンツとして活用する

豊富なUGCは「これだけ多くのお客様に支持されている」という競合との差別化要素になります。UGCの蓄積量・多様性(様々な属性のユーザーが投稿している)は、企業が作ったコンテンツでは再現できない唯一の資産です。特に業種内での認知度向上・信頼性構築において、UGCの量と質が競合と差をつける重要な要素になります。

業種別UGC活用の成功事例

飲食・カフェ:フォトスポット設置でUGCが月50件以上発生

大阪市内のカフェがフォトジェニックな壁面アート・照明を設置し、「#〇〇カフェ」のブランドハッシュタグをテーブルカードと店内POP全箇所に記載した施策を展開。開始3ヶ月でUGCが月50件以上発生し、投稿経由の新規来店が月間来客数の20%を占めるようになりました。UGCをInstagramのストーリーズでリポストすることで「実際のお客様の投稿」という信頼性が高いコンテンツとして機能し、プロフィールアクセス率が1.8倍に向上しました。

EC・コスメ:同梱カードでUGC投稿率15%を達成

スキンケアブランドが全商品の同梱物に「#〇〇で投稿してください。素敵な写真はInstagramでご紹介させていただきます」というカードを添付。購入者の15%がブランドハッシュタグをつけて投稿するようになり、月間UGC数が50〜80件に達しました。UGCのレビュー・使用感をECサイトの商品ページに「お客様の投稿」として掲載したことで、商品ページのコンバージョン率が23%向上しました。

BtoB・コンサル:導入事例インタビューをLinkedInで発信してUGC連鎖を創出

ITコンサルティング会社が取引先企業の担当者にインタビューを行い「〇〇社との取り組みで〇〇が改善された」という導入事例記事を制作。取引先担当者がLinkedIn・Xで「取材を受けました」と発信してくれたことで、UGCが連鎖的に広がり、新規問い合わせが月3〜5件増加しました。BtoBにおけるUGCは取引先・パートナーの発信が最も信頼性が高く、営業案件獲得に直結します。

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CeeevではUGC収集設計・インフルエンサーPR(フォロワー単価¥3〜)・SNS運用代行をワンストップで提供。UGCを起点にしたSNSマーケティングを完全成果報酬型でスタートできます。

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UGC活用に関する用語集

用語

意味

UGC(User Generated Content)

企業ではなく一般ユーザー・顧客が自発的に作成・投稿したコンテンツ。口コミ・レビュー・購入品紹介・来店レポートなど。

ブランドハッシュタグ

企業・ブランド独自のハッシュタグ。UGCを一か所に集めて管理・活用するための基盤となる。

社会的証明(ソーシャルプルーフ)

「多くの人が良いと言っているから信頼できる」という心理効果。UGCはソーシャルプルーフとして購買転換率を高める。

リポスト

他ユーザーの投稿を自社アカウントでシェアすること。UGC活用の基本的な手法。投稿者への許可取得が必須。

アンバサダー

ブランドを継続的に支持・発信してくれるファンユーザー。UGCを積極的に投稿してくれるロイヤルカスタマー。

二次利用許諾

ユーザーが作成したUGCをLP・広告・メルマガなどに転用する際に必要な投稿者からの使用許可。書面での取得が推奨。

マイクロインフルエンサー

フォロワー1万〜10万人規模のインフルエンサー。エンゲージメント率が高くUGCの種まきに最も費用対効果が高い。

CTR(クリック率)

広告が表示された回数に対してクリックされた割合。UGCを広告クリエイティブに使うとCTRが向上しやすい。

フォトジェニック

写真映えする・SNSに投稿したくなる見た目のこと。フォトジェニックな商品・空間はUGCの自然発生を促す。

完全成果報酬型

フォロワー増加など成果が出た分だけ費用を支払う料金体系。Ceeevが業界で確立したリスクゼロのモデル。

UGCを安定的に活用していくうえで欠かせないのが、日々生成される投稿を漏れなく把握する「モニタリング体制」です。ブランドハッシュタグだけでなく、メンション・位置情報タグ・商品名の表記ゆれ(カタカナ・英語・略称)まで含めて定期的に検索し、活用候補となるUGCを取りこぼさないようにします。モニタリングは週に2〜3回のタイミングを決めて行うと習慣化しやすく、優良なUGCを見つけたらその場で許諾依頼まで進めるとスピード感が生まれます。投稿から時間が経つほどユーザーの熱量は下がるため、生成から数日以内に反応することが、許諾率とファン化率の両方を高めるコツです。Ceeevでは支援先ごとにモニタリングのキーワードセットを設計し、見落としのない収集オペレーションを構築しています。

また、UGCの効果を最大化するには「集まったUGCをどう分類・タグ付けして管理するか」も重要になります。たとえば「商品別」「利用シーン別」「ユーザー属性別」「コンテンツ形式(写真・動画・テキスト)別」に整理しておくと、広告やLPで訴求したいテーマに合わせて最適なUGCをすぐ取り出せます。20代女性向けのキャンペーンには同世代のUGCを、ギフト需要の訴求には贈り物シーンのUGCを、といったように、文脈に合ったUGCを出し分けることで訴求の説得力が格段に上がります。UGCは「数を集めて終わり」ではなく、適切に整理・分類してこそ初めて武器として機能するのです。

UGC施策は短期的なキャンペーンとして単発で打つよりも、半年〜1年の中長期スパンで「自然に口コミが生まれ続ける状態」を目指して設計するほうが、最終的な費用対効果は圧倒的に高くなります。最初の数ヶ月はハッシュタグの周知やインセンティブ設計など仕込みに時間がかかりますが、一度ファンがUGCを投稿してくれる流れができると、その投稿を見た新規顧客がまた投稿してくれるという好循環が回り始めます。広告のように「出稿を止めたら効果がゼロになる」性質とは異なり、UGCは積み上がるほど資産価値が高まっていく点が最大の魅力です。腰を据えて仕組みを育てる視点を持つことが、UGCマーケティングを成功させる前提条件といえます。

UGC活用でやりがちな3つの失敗と回避策

UGCは正しく扱えば強力な資産になりますが、運用を誤るとブランドの信頼を損ねるリスクもあります。ここでは、Ceeevが100社以上の支援現場で実際に見てきた「UGC活用でつまずきやすい失敗」を3つ挙げ、それぞれの回避策を具体的に解説します。失敗パターンを先に知っておくことで、無駄なリスクを避けながらスムーズにUGC施策を立ち上げられます。多くの企業はUGC施策の「始め方」ばかりに目を向けますが、実際に成果と信頼を両立させている企業ほど「やってはいけないこと」を最初に押さえています。

失敗①: 許可を取らずに無断転載してトラブルになる

最も多い失敗が、ユーザーの投稿を許可なく自社アカウントや広告に転載してしまうケースです。UGCの著作権は投稿者本人に帰属するため、無断での二次利用は著作権侵害にあたり、最悪の場合は炎上や法的トラブルに発展します。せっかく好意で投稿してくれたファンを、たった一度の無断転載で敵に回してしまうのは大きな損失です。回避策はシンプルで、リポストやLP掲載の前に必ずDM・コメントで使用許諾を取得すること。「素敵な投稿をありがとうございます。ぜひ公式アカウントでご紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか」という丁寧な一文を送るだけで、ほとんどのユーザーは快く許可してくれます。広告・LPなど商業利用の場合は、口頭やDMだけでなくフォームなど書面の形で許諾を残しておくと、後々のトラブルを確実に防げます。投稿者にとっても「公式に紹介された」という体験はブランドへの愛着を深める好機になり、丁寧な許諾取得そのものがファン育成の一環になります。

失敗②: 懸賞目当ての低品質UGCが大量発生する

プレゼントキャンペーンでUGCを集めようとすると、商品やサービスを実際に使っていない「懸賞目当て」の投稿が大量に発生することがあります。こうした投稿はブランドの世界観を壊し、本来集めたい「リアルな体験談」を埋もれさせてしまいます。応募数という見かけの数字は増えても、購買につながる質の高いUGCが得られなければ意味がありません。回避策は、応募条件に「商品・サービスを実際に利用した上での投稿に限る」「写真は明るく商品が分かる構図で」といった品質基準を明記すること。さらに、景品を自社商品・サービスにすることで、純粋にブランドへ興味のあるユーザーだけが応募する設計になり、UGCの質が安定します。Ceeevが支援した食品メーカーのケースでは、応募条件を「実食レビュー限定」に絞ったことで、キャンペーン終了後も継続的に投稿してくれるファンを獲得し、UGCが一過性で終わらない仕組みづくりに成功しました。量を追うキャンペーンから、質とファン化を両立させるキャンペーン設計へ切り替えることが重要です。

失敗③: 収集して満足し、活用導線がない

UGCを集めること自体が目的化してしまい、「集めたけれど活用されずに眠っている」状態も非常に多い失敗です。UGCは収集よりも「どこで・どう使うか」の設計が成果を左右します。せっかく集めたお客様の声も、誰の目にも触れなければ売上には1円も貢献しません。回避策は、収集を始める前に活用先をあらかじめ決めておくこと。具体的には、自社SNSのリポスト枠・ECの商品ページ・広告クリエイティブ・プロフィールのハイライト・LINE配信といった「出口」をリスト化し、集まったUGCを即座に各チャネルへ流すワークフローを組みます。出口を先に設計しておくことで、UGCが「眠る資産」ではなく「回り続ける資産」になり、購買転換率の改善に直結します。Ceeevでは施策設計の初期段階で必ず「このUGCはどのチャネルで、どんな目的で使うのか」を定義し、収集と活用をワンセットで運用しています。

UGC活用の効果を測る際は、UGCを掲載したページとそうでないページのコンバージョン率を比較する「ABテスト」を取り入れると、施策の貢献度を客観的に把握できます。たとえばECの商品ページにお客様のリアルな投稿写真を3〜5点掲載したバージョンと、企業制作の写真のみのバージョンを一定期間並行して配信し、購入率の差を計測します。Ceeevが支援したケースでは、UGCを掲載した商品ページのコンバージョン率が掲載前と比べて20%以上向上した事例があり、UGCが「飾り」ではなく「売上を動かす要素」であることを数値で証明できました。感覚ではなくデータでUGCの価値を可視化することで、社内での予算確保やリソース投下の意思決定もスムーズになります。

さらに、UGCは一度作った口コミ資産を複数のチャネルへ展開できる「再利用性の高さ」も大きな強みです。1つの優れたUGCを、Instagramのリポスト・ストーリーズ・ECの商品ページ・Meta広告・LINE配信・営業資料といった複数の接点で活用すれば、1件のUGCから得られる価値は何倍にも膨らみます。重要なのは、許諾を取得する際に「どの範囲で利用するか」をあらかじめ明確に伝え、幅広い二次利用の許可をまとめて得ておくこと。チャネルごとに都度許諾を取り直す手間を省きつつ、トラブルも防げます。こうした運用設計の積み重ねが、UGCを「コストをかけずに成果を最大化する」最強の口コミ資産へと育てていきます。

UGCを資産化する運用体制とKGI設計

UGC施策を一時的な取り組みで終わらせず、継続的に成果を生む「資産」へ育てるには、明確なKGI・KPI設計と、属人化しない運用体制づくりが欠かせません。ここでは、Ceeevがクライアントに提案しているUGCを軸にしたマーケティングの設計フレームを紹介します。感覚に頼った運用ではなく、数値で管理する仕組みを持つことが、UGCを長期的な競争優位へ転換する鍵になります。

UGCのKGI・KPIを売上から逆算して設計する

UGC施策のKGI(最終目標)は、多くの場合「UGC経由の売上・問い合わせ・来店数」に設定します。そのうえで、KPIを「月間UGC生成数」「UGC投稿率(購入者・来店者のうち投稿した割合)」「UGCのエンゲージメント率」「UGC掲載ページのコンバージョン率」の4階層で管理します。たとえば月間UGC生成数を50件、投稿率を10%、UGC掲載LPのCVRを従来比プラス20%という具体的な数値目標を置くことで、施策の効果を定量的に検証でき、どの工程にボトルネックがあるかも明確になります。Ceeevでは「KGI(売上)に直結する施策しかやらない」を行動原理としており、UGC施策も必ず事業成果から逆算してKPIを設計します。フォロワー数やいいね数といった見栄えのいい指標だけを追いかけるのではなく、最終的に売上へどうつながるかを常に検証する姿勢が、成果の出るUGC運用と自己満足のUGC運用を分ける分岐点です。

収集→許諾→活用のワークフローを仕組み化する

UGCを継続運用するには、担当者個人の頑張りに依存しない仕組みが必要です。標準的なワークフローは「①ブランドハッシュタグ・メンションを定期モニタリング→②活用したいUGCを選定→③DMで使用許諾を取得→④許諾済みUGCをストック管理→⑤各チャネル(SNS・LP・広告・LINE)へ配信→⑥効果測定とフィードバック」の6ステップです。許諾状況をスプレッドシートや専用ツールで一元管理し、「誰が・いつ・どのUGCを・どこで使ったか」を記録しておくことで、トラブルを防ぎながらスピーディに活用できます。担当者が異動・退職してもUGC運用が止まらないように、この一連の流れをマニュアル化しておくことも重要です。仕組み化こそが、UGC活用を一過性のキャンペーンで終わらせず、半永久的に回り続ける口コミ生成エンジンへ昇華させる最大のポイントです。

内製・外注・ハイブリッドの判断軸

UGC運用を内製するか外注するかは、社内のリソースと施策の規模で判断します。投稿のモニタリングや許諾取得、簡単なリポストは比較的内製しやすい一方、インフルエンサーPRによるUGC創出・広告クリエイティブ化・データに基づく効果分析は専門知識が必要なため外注が適しています。現実的には、日常的なモニタリングと許諾取得を内製し、戦略設計と専門領域を外注する「ハイブリッド運用」が最も費用対効果に優れるケースが多くなっています。CeeevではインフルエンサーPR(フォロワー単価¥3〜)によるUGCの種まきから、SNS運用代行・広告運用までを一気通貫で提供しており、完全成果報酬型なら成果が出た分だけの費用でリスクを抑えてスタートできます。自社だけで抱え込まず、専門パートナーの知見を活用しながら社内にノウハウを蓄積していく進め方が、UGC施策を最短で軌道に乗せる近道です。まずは無料相談で、自社に最適な運用体制を一緒に整理してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. UGCを活用する際に法的な注意点はありますか?

UGCを企業が二次利用(リポスト・LP掲載・広告活用等)する際は、必ず投稿者から許可を取得することが必要です。著作権は投稿者に帰属するため、無断転載は著作権侵害になります。DM・コメントでの使用許諾確認を行い、LPや広告など商業利用の場合は書面での許諾取得を推奨します。また2023年施行のステルスマーケティング規制により、企業が費用を支払ってインフルエンサーに投稿させる場合はPR表記が義務付けられています。

Q2. UGCが少ない場合はどうすればいいですか?

UGCが少ない場合は「ブランドハッシュタグの周知強化」と「インセンティブ設計」から始めましょう。ブランドハッシュタグをプロフィール・店頭・同梱物の全接点で告知し、「投稿してくれた方に特典プレゼント」というインセンティブを設けることで初期UGCを創出できます。また「投稿したくなる体験・商品・空間」の設計を見直すことも重要です。スタートダッシュとしてマイクロインフルエンサーに依頼してUGCの種まきをする方法も効果的です。

Q3. UGCの品質が低い場合は活用しない方がいいですか?

品質が低いUGC(ピントが合っていない・暗い・構図が悪いなど)はそのまま活用することは避けましょう。ブランドイメージを損なうリスクがあります。品質基準を設けた上で、基準を満たすUGCのみを二次利用する選別が重要です。「投稿募集時に最低限の品質基準を提示する」「フォトジェニックな商品・空間を設計して自然と品質が上がるようにする」という上流からの設計が長期的な解決策です。

Q4. インフルエンサーPRとUGCはどう違いますか?

インフルエンサーPRは企業が費用を支払ってインフルエンサーにPR投稿を依頼するもので、コントロール性が高い代わりにコストがかかります。UGCは顧客が自発的に投稿するもので、コントロールはできませんがコストが低く信頼性が高い。理想的な戦略は「インフルエンサーPRでUGCの種まきをして→一般顧客のUGCを誘発する」というサイクルを設計することです。Ceeevでは両者を組み合わせた統合施策を提供しています。

Q5. BtoBの企業でもUGCは活用できますか?

はい、BtoB企業でもUGCは有効です。取引先・パートナー企業の担当者が「〇〇社のサービスを導入してこんなことが改善された」「〇〇社と仕事して良かった」と発信してくれるUGCは強力な社会的証明になります。BtoBのUGCを促す方法として、導入事例インタビュー記事の作成・LinkedIn投稿の促進・取引先への「感想をSNSでシェアしていただけますか?」というお願いが有効です。

UGCは制作コストが低く信頼性が高い最強の口コミ資産です。ブランドハッシュタグの設計・投稿者へのインセンティブ設計・「投稿したくなる体験・空間」の構築という3つの土台を整えることで、自然にUGCが集まる仕組みが生まれます。収集したUGCはSNSリポスト・LP掲載・広告クリエイティブ・ハイライトと多様な形で活用し、口コミ資産を最大化しましょう。CeeevではインフルエンサーPRによるUGC創出からSNS運用代行まで一気通貫で支援しています。まずはお気軽にご相談ください。

UGCはコストを抑えながら信頼性と拡散力を同時に高められる、現代のSNSマーケティングに欠かせない口コミ資産です。本記事で紹介した収集・活用・運用のフレームを参考に、自社に合った無理のない形からUGC施策を始めてみてください。

この記事を書いた人

肥田 侑弥(ひだ ゆうや)

株式会社Ceeev 代表取締役

SNSマーケティング会社、インフルエンサーマーケティング企業で営業トップを経験後、2023年にCeeevを創業。「KGI(売上)に直結する施策しかやらない」を信条に、100社以上のSNS運用・インフルエンサーPR・広告運用を支援。完全成果報酬型SNS運用代行という新しいモデルで、クライアントのリスクを最小化しながら成果を最大化するアプローチを実践している。

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